IHIステージアラウンド東京 座席レポ from 刀ステ大坂の陣
はじめに
舞台刀剣乱舞大坂冬の陣・夏の陣の劇場がステアラになったけど、あまりにも座席情報が少なく困ったので、いつの日か誰かがステアラって何!?となった時のための座席記録記事です
現在公演期間で、6月まで通う予定なので片っ端から座った座席のレポを上げます
※個人の特定を避けるため、観劇日及び厳密な座席はぼかします
ステアラってどういう劇場?
簡単に言うと丸いドーナツ型の劇場の内部、つまりドーナツで言うと空洞部分が客席、ドーナツの輪っかが舞台になってる円型の劇場です。私も最初、舞台が回ると思ってたんですが回るのは客席です
また、客席も個々で回る訳ではなく、ドーナツの空洞部分が全部まるっとまとめて動くので、回ることによって最後列が最前列になるタイミングがある!とかは無いです。ずっと最後列は最後列のままです。
筆者について
身長などによって見え方が変わるので筆者の簡易的な情報を置いておきます
- 性別:女性
- 身長:150以下 (160代の女性が前だと視界がよく遮られる)
- 視力:両目1.0以上
- 乗り物に酔いやすい
酔う人向けアドバイス
酷い時は車で10分程度で酔うのですが(電車では酔わない)、酔い止め飲んだ結果全く気持ち悪くはなりませんでした。
客席が回る速度と、スクリーンの動きの速度が違う時があってそういう時は少し目が回りそうになりましたがそれぐらいです。想像していたよりかはそんなに激しく回るわけではなかったな、というのが自分の感想。
座席間隔がとにかく狭いので乗り物酔いが心配な人は酔い止め飲んで、ビニール袋は握りしめておきましょう。公演中にトイレ駆け込むのは無理な座席間隔です。また、トイレが2階にしか無く、個室多いのですが休憩入ってからすぐ駆け込むのも無理があるので、万が一のための準備は入念にしておきましょう。
座席レポ
①17列 25〜30番 (1/2x ソワレ)
- 17列のほぼど真ん中の席。
- 自分が座った座席の目の前〜下手側が2席空席の上、そのさらに前(2列前)も空席だったためかなり視界が良く、とにかく観やすい。ただ、上手側は前の席の人に遮られて見えないことがある。(逆に言うと下手側に人がいたら視界が遮られていた可能性があるので、本当に観やすい席だったかは疑問が残る)
- 17列と聞くと遠く感じるが、役者の表情が余裕で視認できるのでかなり近い(つい最近まで刀ミュでガーデンシアター通ってた影響もあるかも)
- この日持っていた双眼鏡は『Kenko SG EX 10×25 WP』だが、ちょっと倍率高すぎたようで、覗き込んだ時に視界のてっぺんを頭に合わせると膝までしか入らないぐらいの近さだった
②24列 34~38番 (2/0x マチネ)
- 24列の真ん中のブロックの中でも上手側 真後ろが通路の席
- 今回も目の前が空席だったため視界良好…ステージの上手下手の最先端が、円形のステージの構造上通常より遠い位置にいるので、最先端付近に居られると両方とも見切れる
- ステージ最前付近で座りの演技があると少し見切れる。恐らく前席が空席では無かった場合確実に見切れるのでは?
- 役者の表情肉眼で分からなくはないが、視認が怪しい
- 双眼鏡は前回と同じものを使用。全身がきちんと双眼鏡の視野範囲内に収まって、大体2/3ぐらいを占めていた。表情もよく見えるし丁度いい倍率だったように感じる。
- 真後ろが通路なので、開幕中の出入りが結構気になる…… しかも、通路挟んだ25列の一部が関係者席になってるらしく、関係者席で出入りされると………(※関係者席云々は刀ステだけかも)
2回入って思ったのは、意外と座り心地は悪くないのでおしり痛くならないです!今は亡きAiiAはやばかったけど!笑
③7列 25番〜30番 (2/1x ソワレ)
- 7列のほぼど真ん中
- ステージ上にいる演者の目線と、座っている客の目線が完全に一致する神席
- 表情の視認余裕
- 演者は私のことを見ている訳では無いのは重々承知でめっちゃ目が合う(錯覚)
- 座り演技は1~3列目の人の頭で見えない
- 完全に上手下手に人が立つと見えなくはないが、かなり見にくい
- 正面の演技は本当に見やすい!ダントツの没入感
- 今回持って行った双眼鏡は『Vixen 双眼鏡 コールマンH6×21』だが、膝上〜顔までが入る感じ 1人しか追いかけられないです
- 上の双眼鏡でめっちゃ役者のメイク見てました アイシャドウの色とかアイラインの引き方まで見えます!
- 近くて見えやすいかなりの良席ですが、今までの席より揺れが激しいのと映像酔いが心配かもしれません(映画館の前方席でスクリーンを見ながら回転してるイメージで……)
④6列 39~43番 (3/1× ソワレ)
- 思いっきり上手側
- 下手側の演技は結構見にくいです。(上手下手の再端が通常の舞台より遠いため)
- 下手側の座りの演技は見切れると思ってください
- その代わり、上手側に役者が来た時本当に近い!真隣にいて死ぬかと思いました。隣を駆け抜けてくれます。やばい。
- 前が通路なので人の頭で見えないとかはあまりないです。ただ端の席なのでそういう意味で純粋に見にくい
- 上記の理由から、下手側見るのに双眼鏡は持ってた方がいいかも
- 端の席だと、真ん中の席よりダイレクトに舞台装置が回ってることが伝わってくるので、酔う人は気をつけた方がいいです。端席当たったら酔い止め必須かも。
大坂冬の陣はこれにて終了です。楽しい三ヶ月間でした。ありがとう!夏の陣も観に行くので、この記事の更新はあと3ヶ月続きます。(意外と後方の席が当たらないので参考にならなさそうなのが申し訳ないです……)
⑤10列 19~25番(4/2x ソワレ)
- ちょっと下手寄り
- やたらと前の人がいない席を引き当てることが多かったのですが、普通に前に人が座っていたため、上手側がかなり見にくい
- というか厳密に言うと上手側というよりか、ステージど真ん中の演技が全て前の人の頭で見えなくなります!
- そのため何をやっていたのかが分からない率かなり高い
- 真ん中での演技が見えないと、殺陣とか重要なシーンが壊滅するのでこの席にはもう座りたくない……(苦笑)
- 発券してこの席だと、舞台の真ん中が見えないため、話の流れも追うのが結構難しいので色々諦めて菩薩の心で座ってください
- マジで何も見えない
- マジで何も分からない
- 必要なのは強い心
⑥23列 25~30番(6/x マチネ)
- ⑤の10列に比べるとかなり見やすい
- 真ん中の演技も基本的には見えます(よっぽど手前で座り演技されると厳しそうですが、今回無かったので不明)
- 上手下手どちらも、前の人の頭で若干見切れますが完全に死角ってわけでもないので意外と見やすい
- 視認は24列の時と同じく結構ギリギリ。目が悪いと見えないかも。
これで私の半年に及ぶ刀ステ生活は終わりです。座席のざっくりとした感想としては
- 思ったより死ぬほど見にくい!みたいな席は少ないけど、見えない席はマジで見えない笑
- 座席間隔が狭すぎてやばい 大きい痛バとかは迷惑がられるかも。荷物は最小に!
- 本田礼生さんがLINELIVEでちょっと話してたんですが、今は亡きAiiA2.5Theaterを思い出させる壁の薄さ。本田さんは雨の時雨音が凄かったと言っていたのですが、私は雨の時は入ったことが無いけれど、外の救急車の音がめっちゃ聞こえてきました……
という感じですかね。
機構トラブルがあったり、色々問題の抱えている劇場ではありますが、好きな劇場のひとつになりそうです!